お口には、「食べる」「話す」「呼吸する」「味わう」「感情を表現する」という働きに加え、手の代わりに「つかむ」役割もあり、どれも生きていくために欠かせない機能を持ちます。こうした機能を守るためには、患者様の生活の場で、適正な口腔ケアを行うことが重要です。
私たちは患者様のお口のトラブルを未然に防ぐため、適切な処置を行いながら、保護者・介助者・施設職員の方々に対する保健指導を進めています。目標は、患者様のQOL(生活の質・生命の質・人生の質)の向上です。安心いただける治療のために、安全には細心の注意を払って診療に取り組んでいますので、ご心配があればご相談ください。